dareyorimonetai

誰よりも寝たい

香川出張記①ゆめタウンと乗り過ごしのアンビバレント

このブログは、自分が感じたことや気付いたこと、普段なにげない日常の中からひろいあげる至極の言霊の数々、、!!っていう感じのブログにしようと思っていたのですが(はあ?)、全然続いてないし、何なら今日でブログ書くの2週間ぶりぐらいだし、この2週間なにがあったかほとんど覚えていない。。。

しかし気をとり直して、最近またつらつらと考えている事柄を、順番や筋道をすべて無視して、ガンガン書いていこうと思う。

まず今香川に来ています(突然) 久しぶりの出張なのですが、事務所で電話営業している時に、架電エリアはどこでいいよっていう状況になったので、「じゃあ行ったことないし、しかも高松なら大学時代の友達もいるから、香川でいいか」っていう軽い気持ちで営業を開始して、結果1件獲得できることになりまして、ご挨拶にでも、、、ということで香川きちゃいました。

簡単に感想を言うと、高松自体はすごくいい街で、なんとなくホッとするような、それでいてしっかりと「他人の街に来た」という感覚を味あわせてくれるような、そんな素敵なプレイスになっております。

友達が「ゆめタウンゆめタウン」うるさいのですが、彼が言うにはどうやら郊外型ショッピングモールみたいなのが地方では流行っていて、特に高松郊外には有名な「ゆめタウン」なるものがあり、天下の各所からそれぞれ娯楽を求めて、小金持ちどもが魑魅魍魎跋扈するということだ。

昨日行ってきたペンションのオーナーも同じことを言っていたので、どうやら嘘ではないらしい。「高松郊外のゆめタウン」に関しては、近々行く機会もないので、誰か代わりに行ってきて詳細をレポートしてくれることを切に願う。

そんなこんなで、香川である。そもそも自分はしがない大阪生まれの売れない芸人であるが(嘘です)そんな阪神育ちの自分も四国に足を踏み入れるのは初めてであり、瀬戸大橋を渡ったその時には確かに自分の中で何かが、いや、自分の中の「四国」が咆哮をあげるのを聞いたとか聞いてないとか。。。

とにかく四国に降り立ったわけであるが、ちょっと皆さん話を聞いておくれ。

確かに自分は人生をなめている方の人間であるし、もっと真面目に生きたほうがいいよって言われたこともあるといえばあるし、ふざけすぎて怒られた記憶はないが、非常にうっとおしがられたことは数限りなく、その鬱憤を積み上げていくと、東京タワー23分の1スケールぐらいには届くんじゃないか、なんてことがまことしやかに囁かれているわけであるが、とにもかくにも、そんななめている自覚ありの私が今回さすがに自分でもなめすぎたな、と反省したのは、出張当日の高松行きの飛行機を乗り過ごしたことである。

さすがにこれには自分でもびっくり。なんとなくネットで忙しく飛び回っている人たちが、「30分前に滑り込んでギリギリセーフでした」とか「空港の係りの人に急かされて、なんとか走って乗りました」みたいなことを書いているのをいいことに、「まあ20分前についてたら大丈夫だろう」なんていうどこから降って湧いてきたのか、出どころを抑えてアルミニウムの板で蓋をしてやりたいと思うような根拠のない自信によって、結果搭乗口についてから、「さすがにやばいから係りの人に確認しよう」何て思っていたところ

 

「高松行きの人はいらっしゃいますか?(いやまあさすがにそんなやつおらんと思うけど)」

 

ってアナウンスしてる方がいらっしゃったんで、

 

「あ、はい」

 

っていうなんともナンセンス、ダサいが服を着て返事をするとこうなると言わんばかりの感じで返事をしたところ、その係りの人は恐れにも似た、恐怖と怒りとバカにした感じをちょうどよく混ぜ合わせて一晩寝かせたような表情を浮かべながら「こっちにどうぞ」っとおっしゃられたので、「あー助かった。とりあえずいそごう。この人の言う通りに動いて、ギリギリセーフってなったところでツイッターに「飛行機もうチョイで乗り遅れるところでした。。危ない危ない⭐︎」ってツイートしようかな」なんて考えていたら「もう間に合いませんね」っていうあまりに直球なストレートが顔面にヒット。鼻血を流しながら、「いや、ワンチャン(one chance)あるでしょ?」って聞いたら、「いや、ノーチャン(no chance)」って言われて撃沈。。。

しかも高松行きは明日の同じ時刻しかないし、夕方に松山行きがあるけど、新しく購入って感じですよ?って冷たく言い放たれてしまい、まさに途方にくれました。

ということで飛行機を諦めて、新幹線を乗り継いで、岡山経由で高松入りすることに。新幹線の旅は非常に快適でしたが、いかんせん実費での高松入りは涙ちょちょぎれ、、ちょちょぎれスタートの出張をなったのであります。。。

書きたいこといっぱいあるんだけど、そろそろ仕事スタートしないとやばいし、アポイントの時間も迫ってきているので、今回はここまでで、次回出張の続き書こうと思います。

今回の文体が変な感じになっているのは、行きの新幹線でずっと森見登美彦の「聖なる怠け者の冒険」を読んでいたからです。だから影響されてこんな文体になっているのよ。小説家になりたい。

以上(2107文字)