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誰よりも寝たい

面白い文章を書く人たち(自分の好きなライターさんまとめ)

音楽は不思議だ。仕事大変だし、いろいら辛いこともあるし、考えなきゃいけないことと考えたくないことが溢れているのに、好きな音楽聴くだけで一気にテンション上がって帰り道ウキウキにしてくれるんだもの。

 

どうも誰よりも音楽聴きたい人です。

 

たぶん書いてないと思うから書くんだけど、熊谷さんというブロガーがいる。はてブロでブログを書いておられる。正直そこまでよく知らないんだけど、どうやらサラリーマンを辞めて独立して何かしら仕事しつつ文章を書いてメディアに寄稿したりしている人らしい。(それこそが仕事なのかもしれない)

 

自分にとってその人のブログは初見ではなく、一回昔どこかからタイムラインにでも流れてきたのを読んだのだろうと思うけれど、今回ほど衝撃は受けなかった。

 

この度の衝撃はいかがなるものや。いわんや春の夜の夢のごとしなりけりである。

 

こんなおもろい文章を書く人がいるなんて。ワタシゼンゼンゼンセシリマセーンデシタ。

 

特に私を魅了したのはその文章の書き方である。今ちまたで流行りのおもろい文章書きと言えば誰であろうか。小説家に面白い人はいる。しかし中々、電車の中で必死に笑いを堪えなければいけなくなる文章を書く人はないだろう。

 

個人的見解で申し訳ないが、笑える文章書きをここに並べていこう。みなひとかどの人物である。(今日の文章タッチが妙に古いのは、週末からキングダムを読み直しているからである。将軍達はみな言葉遣いが古いのだ。)

 

まずは「私の時代は終わった」

 

この人はさすがに有名であろう。なんというかもうダントツである。群を抜いている。面白いというレベルじゃなく、1つのジャンルを確立しつつあると思う。ここまで文章で人を笑わせてしまって良いものだろうか。

 

なにせ文章が長い。ちょっとしたエッセイ。横浜で読みはじめて、オチの頃には小田原過ぎる可能性まである。一作に対する情熱がすごい、まさに小説家のそれである。

 

その分筆は遅い。かなり遅い。年に2回か3回しか書いてないのではないか。よく考えたら遅いどころじゃない。

 

看護師の仕事をしながら趣味で書かれているようなのだけれど、あの文章力があれば筆で食ってけるのは間違いないと思うけどなあ。クラウドファンディングでお金集めて仕事辞めて書いてほしい。もっとたくさん読みたい、頼む、仕事辞めてくれ。

 

笑いの内容も、他人を馬鹿にするのではなくあくまで自虐。自分を徹底的にこき下ろして書いている、これは本名出せないだろうな。でも愛すべき人物であることはしっかりと伝わってくるのだ、同僚にいたらイラっとしそうだけど。

 

次「あたらしひろゆき

 

これはネットビジネスで稼いでいる人だ。メルマガやブログで人を集めて集客して、セミナーなどで収益を上げるタイプのネットビジネスプレイヤー。ただ某与沢さんみたいにエグいわけじゃなく、しっかりと読者を教育していくタイプ、つまり文章で物を売るプロである。

 

ちなみに普段から犬の仮面を被っており、顔は明かしていない。(実際のセミナーとかは知らない)

 

今もネットビジネスやってるはずなんだけど、ちょっと読んでないのでわからない。僕がネットビジネスにはまっていたころ(特にと何かするわけでもなく、メルマガとか読み漁ってたころ)

彼は全盛期だった。兎にも角にも文章が面白かった。ただただ笑えた。おれもこんな文章書けるようになりたいと、強く思ったのを覚えている。

 

そっからどちらかというと売り色が強くなってきてしまって、笑いの部分が好きだった僕は離れていくことになるのだが、それでも最初に面白い文章書いて生きていくのっていいな、と思ったキッカケであった。

 

これに似て福田さんという人もいた。なんとかゼットっていうメルマガをやっていたなあ、あの人も一時期面白い時期があった。

 

 

次「神さん(LIG)」

 

ここはまた少しジャンルが違ってくる。神さんをはじめとするLIGの特徴は、写真を多用することだ。むしろ写真がメインだ。面白い写真、狙った写真を並べて、それを文章で説明しながら進むというスタイル。

 

昔でいうと紙芝居。今風にいうとKAMISHIB☆Iである。だから文章で笑わせるというのとは少し違うかもしれない。しかしウェブメディアの走りとなったのも確かなのではないか。

 

2013年くらいから一気に伸び、2014年に爆発的人気を誇り、2015年に成熟期に落ち着いて、2016年に下降を始めたという感じであろうか。あくまで個人の印象である。

 

しかし神さんのブログは最初衝撃であった。写真が多い分メッセージがダイレクトに伝わってきて、面白いのである。非常にわかりやすい、優しい面白さだったと言えるかもしれない。

 

今後も神さんの面白い記事が読めることを楽しみにしている。(ここ2年ぐらいのはそんなに面白くない)

 

次「ヨッピー」

 

大物登場である。今のウェブメディアで面白いもの書きと言えばヨッピーの名を上げる人も多いのではないだろうか。

 

ヨッピーの特徴は、そのライターという仕事からか、インタビュー形式だったり、企画ものであることが多い。というかプロのライターさんなので、世に出てきてる文章はほとんど仕事で書かれたものだ。(自分でも今気がついた)

 

最近は真面目な記事も多いが、それはヨッピーが博識で、頭のいい人であることがバレてきたからであると推察する。しかしこれは考えてみれば当たり前である。あんなけ面白い文章を書く人の頭が悪いわけがない。

 

ヨッピーのスタイルは、基本的にガンガンボケていくタイプではあるが、特徴のひとつとして、相手にボケさせてツッコムスタイルであるということが言えるだろう。

 

インタビュー記事などは、相手の表情を写しつつ、自分の表情でボケつつ、相手の変なところを文章で突っ込んでいく。インタビューされるぐらいだから、その人たちは確かに何かしら変なのだけれど(ビールと下ネタの話しかしない数学者とか)そこにヨッピーが一般人代表として突っ込んでいく。

 

しかもそのツッコミが辛辣であり、辛口であり、しかしそれでいてこの人たちは仲良く笑って別れたんだろうなって思わせられるぐらい、それぐらい読んでいて気持ちよく、カラカラと笑わせてくれる。大衆ウケする笑いという印象だ。

 

たまに行う企画もの(自転車買ったその日に東京から御殿場までチャリでハンバーグ食べるために走ってみるとか)も、しっかりレポ風になっていて読みやすく面白いし、企画自体がぶっ飛んでいるのとヨッピー本人が常に企画に疑問を投げかけながら進めて行く姿が面白い。

 

感想面白いしか言ってないけど、仕方ないよね、面白いんだもの。

 

自分で書いてきてあれだけども、面白い文章をしっかり書けるようになれば、みんなに読んでもらえるだろうし、仕事になるのかもしれない。当たり前と言えば当たり前だが、実力があれば上に上がれる世界、ということも出来るだろう。

 

でも原稿に追われる生活は嫌だな、、

 

この内容を書き始めたのは、熊谷さんという人を紹介するためだったんだけど、長くなってしまったから、それはまたの機会に譲ろうと思う。

 

現場からは以上です。

(2987文字written by phone)